看護師の資格を持っている人たちが、どのように復職を果たすのか?その過程を体験談として紹介していくコーナーの第1回です。今回はシングルマザーの看護師さんにお話しをお聞きしました。
苦労の連続!?シングルマザーの看護師復職体験談
第1回目の今回は、徳島県K町で看護師に復帰したシングルマザーのOさんにリアルな体験談をお伺いしてみました。
復職を検討しているみなさんには、ぜひ参考にしていただければ幸いです!
看護師の復職
その前に、まずは看護師の「復職」について考えてみたいと思います。
一度現場を離れてから、復帰を考えるようになる理由で多いのが
「子育てに手がかからなくなった」という理由です。
これは、看護師が休職や退職をするときに「結婚・出産・育児」が多いことと符号するもので、家事や育児との両立が、女性にとっていかに難しいかを物語る結果になっています。
また、最近目立っているのが「離婚」による復職です。
看護師は離婚率が高い職業だとささやかれていますが、その原因となっているのは、育児と仕事を上手に両立できない中で生じたすれ違いです。夜勤や残業が続き、家族との生活サイクルにズレが生じたり、家事がおろそかになって夫婦げんかの火種となることも…。
中には、給与レベルが高水準であることが夫の劣等感を生み、摩擦の原因となってしまったという話まであります。
国家資格である看護師の免許は、一旦取得してしまえば更新は不要なので、理屈だけならいつでも復帰は可能。
看護師不足のご時世ですから、どこの病院でも募集は行われていますし、慣れないパート仕事を低賃金で働くくらいなら…と多少の激務にも目をつぶる人は多いようです。
ただし、シングルマザーが看護師の仕事と子育てを両立するとなれば、職場選びは慎重にしなくてはいけません。
それに加え、現役時代と今の医療技術には違いがありますから、ブランクを埋めるという努力も当然必要です。
ハードルが高くても復職は不可能なことじゃない!
このように、ただの復職よりもハードルが一段も二段も高いシングルマザーの復職ですが、実際にこれを乗り越えて頑張っている看護師もいらっしゃいます。
今後も、不定期で復職を果たした看護師さんの体験談を紹介していきたいと思いますので、お楽しみに!